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好きな詩人(1)白居易 [漢詩]

私の好きな詩人の一人が白居易(白楽天)です。
彼は、詩を作るたび文字の読めない老女に読んで聞かせ、理解できなかったところは平易な表現に改めたとまでいわれています。
文字・デスクワークに携わる人間はすべからく、彼の精神にあやかりたいものです!!

個人的に好きな彼の漢詩をひとつご紹介します。

憂えては方に酒の聖なるを知り、貧しては始めて銭の神なる覚ゆ。
(白居易・江南謫居)

-不遇にあってこそ酒の本当の効用を知り、貧しさにあってこそ銭に畏怖を痛感する。ー

不遇の時にこそ、見えてくものが確かにあります。


明日も頑張りまっしょい!!


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志だけでも高く。 [漢詩]

世の中がどう動こうとも一本筋の通った生き方をして生きたいものです。
そうでなければ、生まれた意味さえ分からなくなりそうで、生活に張りがなくなります(苦笑)
そんな時に、この漢詩を思い返します。

挙世 皆濁り、我れ独り清めり。衆人 皆酔い、我れ独り醒めたり。
(『楚辞』・漁夫)

-世の中すべて濁っているなかで、私ひとりが澄んでいる。人々全てが酔っている中で、私ひとりが醒めている。-

この漢詩の作者、屈原(春秋戦国末期の楚の名外交官)は秦の謀略と政敵の蠢動により、石をもって故国を追われた彼が河辺で詠った詩。

孤高であっても志だけはどこまでも高くありたいものです。

だから、時にこの詩をムショウに思い返すのかもしれないです。
今日も頑張りまっしょい!!


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タグ:ピンチ 漢詩
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臨機応変に生きるということ。 [漢詩]

世の中、正しいと思っていても世の中に受け入れられないこと、
逆に理不尽だと思っていてもやらざるを得ないことが多々あります。
そんな時に、ピッタリの漢詩。

滄浪の水 清ませば 以て吾が纓を濯う可し。 滄浪の水 濁らば、 以て吾が足を濯う可し。 (『楚辞』漁夫)

世の清濁に応じて推移するという融通無碍な生き方の主張。
-滄浪(中国南部の川の名)の水が澄んでいるときは、冠のひもを洗うのが良い。
 水が濁っている時には自分の泥足を洗うのが良い-

みんな何かと折り合いをつけながら懸命に生きています。 最も愚かしいのは、懸命に生きる姿を、”自分の泥足”を洗わないのに、他人を聖人君子のように批判することだと思います。
ワイドショーの不倫報道を見てフト思いました。

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タグ:漢詩
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心に響くということは、耳に痛いということ。 [漢詩]

心に響くということは、耳に痛いということかも知れません。そう意味で次の漢詩が好きです。

我に似るも何に由ってか届らん、君と心は同じからず。『寒山』

”道”に達しようとすれば、外形をまねずに心を学べ、ということ。
-世の人々は寒山への道筋ばかり聞きたがるが、もともと道などありはしない。夏にも氷が溶けず、日が昇っても霧に閉ざされたままの世界を、越えて行かねばならぬ-

良い漢詩で自戒にしています。

他にも、西郷どんにも登場するであろう薩摩島津氏の『いろは歌』の
「いにしへの道を聞きても唱へても わが行に せずばかひなし」
-昔の賢者の立派な教えや学問も口に唱えるだけでは、役に立たない。実践、実行することがもっとも大事である。-

島津に暗君なし、という言葉も無べなるかなという感じですね。こんな言葉を毎日暗唱させられたら常時「頑張らねばー」という感じになりそうです。

30にして、道に迷いつつ、Blogを書いております(汗)





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戦国武将と漢詩(1) [漢詩]

戦国武将と言えば、「年がら年中、合戦ばかりしていた」、「残虐」というイメージが一般的にあります。
前者の代表は上杉謙信で48年の人生で、70勝2敗ですので、初陣した15歳から年間2~3回戦っていたことになります。
後者の代表は織田信長で、宿敵の朝倉義景と浅井久政・浅井長政父子の頭蓋骨を金杯にしたというエピソードが有名です。(注:近年、俗説という主張が有力)

例外として三好、織田、豊臣らの近畿の大名家等は、千利休などの茶道や里村紹巴などの歌道で文化的な先進を誇っていたイメージがあります。
しかし、東北の伊達、最上等の諸大名が教養的に劣っていたというわけではありません。

私が、漢詩を好きになった一因として、地元の英雄である伊達政宗が晩年に見事な漢詩を創作しており、感銘を受けたというものがあります。
余談ですが、司馬遼太郎の短編『馬上少年過ぐ』は、河井継之助が主人公である英雄児も同掲載されており、屈指の名作だと思っております。

馬上少年過 世平白髪多 残躯天所赦 不楽是如何
 馬上少年過ぐ 世平らかにして白髪多し 残躯天の赦す所 楽しまずして是を如何にせん
~戦場に馬を馳せた青春の日々は遠く過ぎ去った。今や天下は泰平になり、髪には白髪が多くなった。
生き残ったこの人生 楽しまないでどうする 天も許すところだろう~

”残躯天所赦”のくだりに、政宗の自嘲あるいは自負を感じる余韻が残り良い詩だと思います。


今年の後半に読んだ『北天に楽土あり』の主人公であり最上義光(ちなみに政宗の叔父です)の自省の漢詩も見事です。

一生居天敬全 今日命帰天 六十余霜事 対花拍手眠
  一生居するに敬を全うし、 今日命天に帰す 六十余霜の事、 花に対ひ手を拍ちて眠らん
~我が一生は敬いを全うし、今日、この命は天に帰る。六十余年の月日はただ茫々。咲く花に感謝を込めて手を叩き、今は眠ろう~

”対花拍手眠”のくだりに、羽州の狐とあだ名される義光が実は優しい心根だったんだなと感じられ、ホロリとします。

◆伝えたいこと 奥羽へき地といえども決して”文”においても劣っていたわけではなかったことが分かっていただけたでしょうか?こんな素晴らしい漢詩を創作できるんですから。 東北の”レガシー”としても先人の”文”を学び直して行きたいと思います。 みなさんも、こんな入口から漢詩の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか?



◇今回引用させていただいた本 『馬上少年過ぐ 著:司馬遼太郎』と『北天に楽土あり 著:天野純希』は、以下から購入できます。
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